会計事務所は何をするところ???
− 顧問先に異変! どうする税理士のあなた? −

企業環境の好転が中小企業以下にはまだまだ見えない現実!

■10月4日 九州の「A税理士事務所」で起こった事件。
顧問先企業でトラブル発生。

"金庫番の総務部長が3日前から風邪で休んでいた。4日目の朝出勤しないので、自宅に訪問すると原因不明の急死。すべての経理、財務を任せていたために財務状況がまったく分からない。金庫にあるはずの現金1,200万円が不明、たちまち資金繰りがつかず、今後の状況もつかめない。"

そんな時、会計事務所の担当者と連絡が取れた。相談すると直ぐに飛んできてくれ、会計処理と資金状況確認に必要な整理をしてくれた。その結果、資金が不足、その月の支払い、給与が1,800万円不足してくることが解った。

社長は混乱し税理士の先生に相談したら、「あっ、担当者に状況を聞いています。部長を行かせますから相談してください。資金ショートは担当者と金融機関へ行って相談にのってもらってください。電話されましたか?」との回答。その上、税理士の先生は翌日から以前から予定していた出張へ行くということだった。

■10月11日 東北の「Y会計事務所」で起こった事件。
事務所内で職員がお客様に大きな声で叱っている。

「またですか!いつも処理ができていませんね、どうして言うことを聞いていただけないのですか?知りませんよ。入金もされていないし、このままでは決算をすることができませんが、どうします?」これを聞いていた上司が席をはずし、「話がまとまったら教えて、戻ってくるから。」と自分の席へ戻った。

所長のデスクは応接室の横、当然、所長は聞こえていたのだが・・・・・このことについて、何も聞かなければ、上司に詳細を尋ねようともしない。

お客様は「わかりました、支払います。しかし、処理から何から何まで全てしてくださると言うことでしたよ。前任者はしてくれていました。今回の決算がすめば、少し考えさせていただきます。」と言って、所長に挨拶をして帰った(所長は挨拶を返すだけ)。

この2件の内容っておかしくないですか??
会計事務所とは顧客とどんな関係?何を業務とするとこ?所長(税理士=経営)の使命感は、お客様に対する役割は・・・

私は多くの会計事務所を見てきました。診断先43件、コンサルティング指導146件(内、ISO36件、業務改善77件、人事制度導入指導23件、経営計画41件、その他等)。

しかし、最近の事例としてこのような状況が多く見られるのです。開業間もない方ではなく、ベテラン15年以上に多いのです。信じられないと思いますが事実です。何かが欠けているのです。

事業化精神も大切ですが、もっと根本的に大切に取り扱わなければならないテーマがあるのではないでしょうか!仕組みや、システム、ノウハウや商品拡大以上に取り扱う大切なテーマが。

「人づくり」社員だけでなく、事務所全体(所長あなたもですよ!)で考えてください。
このメルマガ原稿を参考資料として朝礼で使ってください、会議の少し時間を使って、社員の意見を聞いてください。さて、なんと答えるでしょう。いや、所長様はどのように思われたか教えてください。よければメールをください。
E-mai:jnp@j-link.co.jp 担当:青地一守

 
 

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