『規格』大流行、本当に企業は活かせるのか?懲りない経営者はまだまだ多い!

企業景気が上向きになったといわれるが本当に企業は低迷した時代から脱皮したのか、いささか疑問である、なぜなら、経営者の経営に対する意識が景気崩壊の前となんら変っていないのである。経営の本質を学んだはずなのに、学習しようとしない、費用対効果を考えようとしない。社員と本気で議論しようとしないのが現実である。

世の中が"ISO9001""経営品質賞"と言えば、その気になってお金を出し、"認証取得"という「にんじん」に向かって走り出す。環境を経営に取り入れると言えば"ISO14001"にお金を出す。

情報管理が問題になれば企業がこぞって"情報セキュリティ"だと言って、"ISMS又は、BS7799"にお金を出す。最近では個人情報管理(セキュリティ)に関する"プライバシーマーク"が必要だと言って取得に目を向ける。規格が問題ではなく、規格の本質やその役割、与えてくれる(得ることができる)成果物を明確に知らないで、不要なものまで手を出しているのが現状です。

規格や認証が企業を救ってくれるのではなく、規格が持つ、特性や効果性、導入段階で行わなければならない取り組み方を、経営者自信がまじめに考え経営に活かせることができるかどうかである。経営者が企業を再生するのに必要ならば大いに賛成しますが、外部の人間にその気にさせられて、外部の人間に任せっきりで導入や、認証が何かを与えてくれると考えていることがあまりにも多い。

今、企業が取り組む問題は現状を知り、体力を蓄え、社員全員が目的や目標に向かう強い組織体制を作ることである。古い角質は取り除き、常に変革することに喜びを感じ、柔軟性を持って思考を働かせ、時間を惜しまず社外に出かけていき、一軒でも多くのお客様と面談し、話し合い、市場を知ることのできる組織を作ることである。

そのために必要ならば、規格でも看板でも認証でもお墨付きでも取り組めばいいと思う。経営の根幹にある、「理念」「目的・目標」「ヴィジョン」それを実現する明文化されたもの「経営計画書」それをさらに具現化するものが「行動計画書」それを補完しその気にさせ、やる気を持たせる「人事制度(評価と賃金、育成)」整備が最優先ではないだろうか・・・。

もちろん、"ISO9001"と言う規格では『経営の8原則』に明確にその内容と要求が記載されているし、その手法は文書化されている。情報セキュリティ、プライバシー管理も含まれているから活用しない手は無いと思います。

多くの経営者の方々へ、本物を自社に取り入れて、活かせる組織体制、体力を養ってください。

 
 

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